
『みんな自分の無価値さと闘っている』が独特な大勢の俳優ク・ギョファンの初スチールカットと共に、「交換不可」な魅力ポイントを公開し、期待感を高めている。
JTBCの新土日ドラマ『みんな自分の無価値さと闘っている』(脚本:パク・ヘヨン、演出:チャ・ヨンフン)は、優れた友人たちの中で一人だけうまくいかず、嫉妬と羨望に苦しむ人間の平和を見つける物語を追う作品だ。交換が絶対に不可能な魅力で自分だけの演技の世界を築いたク・ギョファンが、今回は20年間映画監督デビューを夢見る「ファン・ドンマン」役を務め、ブラックコメディの真髄を披露する。
ドンマンは、自分を満たす不安を消すために休むことなく喋り続ける人物だ。成功している友人を見て嫉妬をぶちまける嫌な姿さえ、実はどうにかして静寂を破り、自分の存在を示すための必死の戦いに近い。静けさの中で自分の無価値さが暴露されることや、世間から見捨てられることを恐れるドンマンは、何でも引き寄せて喋らなければようやく安心する。結局、彼の騒がしい長広舌は悪意ではなく、「僕はここに生きている」と世間に発信する透明な生存信号なのだ。このように不安を押しのけるためのドンマンの必死のもがきを目撃する瞬間、視聴者は嫌な気持ちを超えた切なさと共感を感じ、彼から「本当の自分」を見出すことになるだろう。
このようなドンマンの「ダメダメ」だが憎めない面は、いわゆる「涙跡の多いマルチーズ」とも説明される。毎分毎秒自分の無価値さと奮闘し、積もった「心の涙跡」がいっぱいで、同時に成功している人たちに向かって吠え続ける「我慢しないマルチーズ」なのだ。もしかしたら、無邪気に見える彼の裏には傷ついた素顔が隠れているかもしれない。
最後に、世間の視線に屈せず、自分だけの物語を綴っていく「ロマンティックな変わり者」としての頑固さは、彼に無条件に引き込まれる魅力ポイントだ。落ちる葉を捉えようとしたり、近所の丘に登って自分の名前を大声で呼ぶ行動は、実際には無価値さの沼に沈まないためのドンマンのロマンティックな抵抗なのだ。毎日第二次世界大戦の参戦兵士の革コートを着るこだわりも同様だ。10分着るだけでも疲れる現実の重さに押しつぶされながらも、結局コートの襟を立てる彼の姿は、自らの価値を証明しようとするロマンティックな変わり者の面を如実に示している。
ク・ギョファンはこのようなドンマンの面々を特有の変則的な演技で表現し、現代人なら誰もが一度は抱いた普遍的な自我を代弁する。同時に、私たちが隠したい最も率直な内面を見せるペルソナとして視聴者の心を掴む予定だ。このように無価値さに立ち向かう彼の必死の戦いは、ク・ギョファン特有の人間的な色合いと結びつき、視聴者も喜んで応援したくなるキャラクターを生み出すだろう。さらに人生の赤信号の前に立ち止まったすべての人々に「大丈夫だ」という慰めと共に、最終的に胸の中の青信号を灯す展望だ。ク・ギョファンの真心のこもった熱演がますます待ち遠しい理由だ。
一方『みんな自分の無価値さと闘っている』は、4月JTBCで初放送される。





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