「お前のような奴が親に？」イ・ジヌク、悪質父親に拳で制裁

ピッコン 2025.08.13 アクセス

引用：JTBC

弁護士を演じる俳優のイ・ジヌクは、児童虐待の犯人に対して「目には目、歯には歯」の精神で爽快な一撃を喰らわせた。昨日（10日）放送の韓国JTBCの土曜・日曜ドラマ『エスクワイア　弁護士を夢見る弁護士たち』（脚本：パク・ミヒョン／演出：キム・ジェホン／制作：株式会社Bエンターテインメント、SLL、スタジオS／共同制作：株式会社ストーリーオルム）の第4話では、弁護士ユン・ソクフン（演：イ・ジヌク）が先を読んだ策で児童虐待犯を見事に撃破した。この4話は、首都圏9%、全国8.3%の視聴率を記録し自己最高を更新、週末ミニシリーズ視聴率1位に急上昇した。さらに、毎分最高視聴率は首都圏で10.2%を記録した（ニールセンコリア有料世帯基準）。ある日、ユン・ソクフンはファンド会社代表チェ・チョルミン（演：ト・サンウ）の個人訴訟を担当することになった。児童虐待疑惑により企業イメージが損なわれる恐れがあると述べたチョルミンは、問題を訴えた家政婦とのトラブルを静かに収拾してほしいと要請した。これに対し、新人弁護士のカン・ヒョミン（演：チョン・チェヨン）は直接家政婦を訪れ、事実関係を徹底調査。家政婦は子供の体に虐待の痕跡が繰り返し発見され、チョルミンが痕跡を残さないため自宅に医師を呼んで治療させたという衝撃の事実を明かした。家政婦の涙を伴う訴えに激怒したヒョミンは、その真相を上司に報告。しかし、家政婦は、ヒョミンとの面会直後にチョルミンへ金銭を要求する脅迫メッセージを送り、さらに詐欺・窃盗など前科のある常習犯であったことも判明し、関係者に衝撃を与えた。こうして、チョルミンと家政婦、いずれの証言も信頼しがたい中、遂に三者対面が実現された。ソクフンは普段とは異なり感情を露にし、家政婦を厳しく追及。名誉毀損、虚偽告訴、侮辱罪などを次々と指摘し、最終的に家政婦から虚偽通報を行わない旨の誓約書を取り出した。真偽も明確でないうちにこのように一方的な追及をするソクフンに失望したヒョミンは、ついに自らチョルミンを告発すると言った。するとソクフンは、チョルミンは依頼人だが児童虐待の疑いがあり、怒りを抑えきれないでいる以上、刺激すれば子供がさらに危険に晒されるとして、なぜあれほどの行動に出ざるを得なかったのかを痛切に明らかにした。一見、事件は収束に向かったように見えたが、ソクフンが再びチョルミンから電話を受けると、事態は急変。娘が一時外出中に通報で警察が出動したという話に対し、ソクフンは暴力行使の有無を問い、チョルミンは「もうわかっているだろう」と卑劣な返答をした。その後、子供の惨状を確認したソクフンは躊躇なくチョルミンを訪問し、「お前のような奴も親になるつもりか」と激しく非難、ずっと溜め込んだ怒りを拳に込め一撃を放った。その瞬間、チョルミンの後見人が登場し、危機が起きたかに見えたが、実はすべてがソクフンの先の展開を見据えた作戦の一部であることが明らかになった。後見人にチョルミンの資金横領の情報を事前に提供し、懲罰の手段として働かせた結果、チョルミンは自ら娘に与えた苦痛をそのまま返されて凄惨に崩れるという、爽快なカタルシスを生んだ。こうして『エスクワイア』第4回は、守るべき存在を酷く虐待した悪に対し、徹底した準備と計算された策略で正義を実現したソクフンの物語であり、視聴者は感動した。JTBC土曜・日曜ドラマ『エスクワイア』は毎週土曜夜10時40分、日曜夜10時30分に放送中。