
ドラマ『O’PENing 2025』は、猛暑を忘れさせるほどの没入感とエンターテインメント性を備えた多彩なラインナップを発表した。
本ドラマは、CJ ENMとスタジオドラゴンが共同で、「O’PEN」で選出された作品を映像化したtvNの短編ドラマシリーズである。CJ ENMの新進クリエイター支援プロジェクト「O’PEN」は、「クリエイター(Pen)に開かれた(Open)チャンス(Opportunity)」の理念のもと、コンテンツ企画・開発、制作・編成、ビズネスマッチングまで一貫して支援を行っている。
特に海外有数の映画祭に招待され、その実力が高く評価されている。昨年はドラマ『受取人』、『古物商のミラン』、『美しい私たちの夏』、『オタクの娘』、『息子が死んだ』の5作品が、北米三大映画祭として知られる「第58回ヒューストン国際映画祭」で、それぞれプラチナ、ゴールド、シルバー賞を受賞し、K-ドラマ界の新進クリエイター育成の拠点となった。
さらに、2024年にはドラマ『サマー、ラブマシンブルース』を含む「O’PENing 2023」の6作品が、ヒューストン国際映画祭の審査委員特別賞を受賞するなど、国内外の各種賞で計7賞を獲得した。
毎年、独創的で斬新な設定と没入感溢れるストーリーで視聴者に感動を与えている本プロジェクトへの関心と期待は、今年8周年を迎えたこともあり、非常に高い。「O’PENing 2025」では、『ニャン育権争い』、『ファジャのスカーレット』、『うちの娘の友達のお母さん』、『あの日の湖』、『ハウスキーパー』など、新人作家による5作品で感動を届けることが期待される。
まず、8月17日(日)夜の9時20分放送で、本作の始動を告げる『ニャン育権争い』(脚本:ジ・スヒ、演出:ユ・ハクチャン)は、離婚を目前にした夫婦が共に飼い続けた猫の養育権を巡って激突する物語だ。堅実な演技とビジュアルの相性が話題となったユン・ドゥジュンとキム・スルギが、10年ぶりの再会を果たし、離婚危機に直面する5年目の夫婦として織りなす甘美で激しいロマンスに注目が集まる。
『うちの娘の友達のお母さん』(脚本:シン・ユジョン、演出:キム・ナギョン)は、突然の離婚でシングルファーザーになったギジュンが、幼稚園前で元部下のヒジンと再会し、関係が一変するヒューマンドラマである。チョン・ソンウとパク・ジンジュは、ミュージカル『ゴースト・ベーカリー』で見事な相性を発揮した実績があり、今回も新たなリアルロマンスを展開する。
『ファジャのスカーレット』(脚本:カン・スル、演出:ユ・シヨン)は、生まれてすぐ米国へ養子に出さねばならなかったファジャの娘が、ある日金髪のスカーレットとして帰ってくる物語である。長いキャリアを持つ名優オ・ナラとソ・ヨンヒを中心に、映画『あしたの少女』で新人賞を獲得したキム・シウン、そして各作品でニュースターとして評価されるイ・ジェギュンら、個性豊かな俳優たちが圧倒的な没入感を生み出す。
『あの日の湖』(脚本:ソン・ダヘ、演出:イ・ミョンジン)は、授業中のわずかな10分の間に生徒が死亡し、その事故の真相を追う教師の物語だ。ドラマ『わたしの完璧な秘書』、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、映画『バレリーナ』で新鮮な印象を残したパク・ユリムが主演を務め、8月初旬に撮影が開始される。
最後に『ハウスキーパー』(脚本:ハン・ソル、演出:チョン・ウシク)は、かつてすべてを共有していた二人の友人の間に現れた謎の家政婦が、予測不能な関係の変化を引き起こす様子を描く。最近、ドラマ『スタディーグループ』で堅実な演技と卓越したキャラクター表現で注目を集めたユン・サンジョンと、次世代の青春スターとして期待されるカン・ナオンがキャストに名を連ね、9月初旬の撮影を目指してプリプロダクションが進められている。
制作陣は「O’PEN新進作家による斬新な5作品を視聴者にお届けできることを大変嬉しく思う」と語り、「新進作家の多彩な発想と情熱、監督の感性豊かな演出、そして俳優の卓越した演技力により、作品が一層輝くよう全力を注いでいる。今年も「O’PENing 2025」に多くの支持と関心をお願いしたい」とコメントした。
一方、「O’PENing 2025」は、8月17日(日)の夜9時20分に初放送となる『ニャン育権争い』を皮切りに、順次公開される予定である。
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